執筆者:クロイワ
2022年 第94回選抜高等学校野球大会、一般選考の四国地区から鳴門高校が選ばれた。鳴門高校のセンバツ出場は9年ぶり9度目で、春夏合わせて22度目の甲子園となる。
注目は主将の三浦鉄昇選手だろう。
三浦選手について
三浦選手は2004年生まれ、右投右打、内野手、鳴門高校野球部の主将で新3年生だ。
中学は鳴門市第一中学校(2017年,2018年,2019年)所属。
鳴門市第一中の卒業生には1998年ドラフト2位(千葉ロッテマリーンズ)に入団した里崎智也選手がいる。
2020年より鳴門高校入学。2021年、秋の四国大会では、準々決勝・準決勝といずれも2点差以内のギリギリの戦いを見せ、準優勝をした。
秋季大会チームの打率は3.24(19位)、平均得点7.3個(17位)。
50m5.9秒の俊足を持つ3番三浦主将は、打率.333・打点7。
4年前に主将として甲子園に出場した兄(光翔選手)と同じくキャプテンとしてチームをまとめている。
「うれしさとともに気持ちが引き締まった。昨夏の県大会の敗戦以来、練習の意味について考えながら取り組んだ。鳴門高校は投手力が強みのチームだが、冬の期間に打撃練習にも取り組んで成長してきた。センバツではベスト4を目標に、目の前の一戦一戦をしっかりと頑張っていきたい」と話している。
三浦選手の2人の兄
野球でなかなか結果が出ないとき、三浦選手は山梨で大学に通う2人の兄に相談するという。
「距離は遠くても近い存在です」と本人は語る。4歳上の光翔さんは2018年の夏に4番打者として甲子園で活躍している。1回戦の花咲徳栄戦の初回に、現日本ハムの野村佑希投手から適時打を放っている。
「僕もあんな場面で活躍したい」と話しており、三浦選手の心にはその場面が焼き付いているようだ。
2歳上の玄将選手(生光学園)は3年生の2020年、夏の甲子園が中止となってしまった。そんな状況下においても弟の前では決して弱みを見せなかったという。
春の選抜でもいろんな思いを背負った三浦選手の活躍を期待せずにはいられない。
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