山梨学院高校の注目、高橋海翔選手を勝手に調べてみた　第94回選抜高等学校野球大会出場

執筆者：カトウ

高橋選手について

全国屈指の打線を誇る山梨学院。

その山梨学院学院高校の4番を任されるのは2年生の高橋海斗（たかはし・ひろと）選手。

東京都出身の高橋選手は小学生の頃から才能を開花、ヤクルトスワローズジュニアに選出され、ジュニアトーナメントではホームランを放っていたのが印象的でした。

中学時代からの豊富な実績

世田谷西リトルシニア2年時の2019年には中学No. 1を決めるジャイアンツカップで優勝、中学3年時の全国大会では1番ショートとチームの中心選手として戦った実績があります。

そんな実績を持つ高橋選手は高校へ入学するとすぐに頭角を表し、1年生ながら夏の山梨大会では4番を任され、ホームランを放っています。

新チームになってからも4番を任され、秋季大会では打率.514/本塁打2本/打点12と、4番の仕事を全う。関東大会準決勝の浦和学院戦では延長10回に決勝打となるタイムリーヒットを放ち、センバツ出場が確実なものとなりました。

この関東大会では、全国レベルの好投手からでも18打数10安打と打率.556とヒットを連発し、結果を残せることを印象付けています。

守備でもしっかりと役割を果たす

守備ではファーストを担当、中学時代はショートを守っていたこともあり軽快な動きを見せてくれます。

吉田監督も「練習通りの実力を試合でも発揮でき、見てきた中で1番勝負強い選手」と絶賛。

秋の時点では身長は178cm体重74kgと特別大きな体でないですが、ボールを遠くに飛ばす技術は十分に持っていると言えるでしょう。

引っ張るだけでなく、逆方向にも長打を打つことができ、変化球への対応も申し分ありません。

この冬にさらにトレーニングで体重を増やし、秋とは比べ物にならないぐらい成長していることに期待したいですね。

今大会では甲子園の浜風を味方につけ、ホームランを放ってほしいと思います。

大会屈指の2年生スラッガーとして甲子園で活躍することでさらに注目されていく選手でしょう。

本人は「高卒でプロ入りしたい」と語っていることもあり、今回のセンバツが最初のアピールチャンスとなるでしょう。