執筆者:クロイワ
名門天理高校の4番に座るプロ注目の強打者・内藤大翔(ないとう・やまと)選手について調べてみた。
内藤選手について
176センチ85キロと頑強なボディだが、打席に入る姿は身長よりも大きく感じられる。前を打つ戸井零士選手と同じように引き締まった身体つきが、名門で主軸を張る選手の覚悟を物語っている。
右投げ右打ちでポジションはサード。天理の三遊間は戸井・内藤と大型内野手が並ぶ形となり、高校野球ファンならずとも、観る者を魅了できる布陣となっているので注目してほしい。
戸井選手の記事はこちら
父はJリーガーの内藤就行氏
父親に元Jリーガーの内藤就行氏を持ち、幼少期はどちらかというとサッカーが身近に存在していたそうだ。
小学校1年にソフトボールのチームに入ったことがきっかけとなり、やがて野球の道を歩むようになったのだという。
競技は違えども、プロの道に進んだ父を尊敬する人物としてあげており、受け継いだものがきっと多いのだろうなと想像する。
中学校時代に奈良県生駒市に引っ越したが、そのときはじめて天理高校の存在を知った。
第49回日本少年野球春季全国大会に出場した実績を引っ提げて入学。1年の秋に早くも背番号3を勝ち取ると、2年生からは3番サードを任されるようになり、秋の県予選から4番に定着した。
天理を代表する長距離バッター
その実績からも想像できるように、内藤選手の最大の魅力は長打力のあるバッティングである。高校通算17本塁打を放っており、打球の飛距離はチームでナンバーワン。
戸井選手がライナー性の打球を放つタイプなら、内藤選手は高い弾道で打球をスタンドまで運べる長距離砲タイプと言える。
昨年秋の奈良県大会では計5試合で20打数10安打、打率5割と大暴れ。その試合のなかには、公式戦2試合連続ホームランが含まれているほか、打点も8を数えるなど、圧倒的な勝負強さと長打力を見せつけた。
近畿大会でも計3試合で10打数3安打、うち2本がツーベースと長打力は健在だった。
西武ライオンズの中村剛也選手が好きな選手とのことで、ゆったり構える雰囲気は確かに似ている!
近畿大会の後に行われた香川県高野連招待試合の英明高校戦では、内角低めのストレートを見事にすくい上げてレフトスタンドに運んだ。
美しい弾道は一見の価値ありで、是非とも聖地甲子園でも見事なアーチをかけてほしい!
神野織物では、オリジナルの甲子園タオルを製作しております。
選手の名前や学校の校章、活躍の瞬間の写真をイラストにしタオルに印刷することが可能です。
友達登録していただければ、LINEでやり取りすることもできますので、ぜひご活用ください!