丹生高校野球部を勝手に調べてみた。 第94回選抜高等学校野球大会出場

甲子園解説

執筆者:カンノ

丹生高校について

福井県代表丹生高校。

21世紀枠に選出され、春夏通じて初の甲子園出場となった。

丹生という字は「にう」とも「にゅう」とも読まれるが、高校名は「にゅうこうこう」だ。

そんな丹生高校は、人口約2万人の福井県越前町にある町内唯一の県立高校。

地元から愛され、町の活力につながる高校

全生徒332人のほとんどが地元の生徒で地元から愛され、活躍によって町の活力向上に繋がっているとして評価されている。

野球部では2年前にスタンダードである坊主頭のルールを撤廃するなど、時代にあうよう柔軟に対応しているところも魅力だ。

野球部は過去5年、県内でベスト8以上が5回と甲子園には届かないものの県内では力を発揮していた。

2019年夏の福井県大会では広島カープで活躍する玉村選手をエースとして決勝まで駒を進める快進撃を見せた。

決勝では敦賀気比高校に3-0で敗れて悲願の甲子園出場とはならなかったが、全国へ強さをアピールした。

秋の福井県大会ではベスト4止まりだったものの、3位決定戦で敦賀気比に善戦した。

今チームは3年生12人、2年生15人、マネージャー4人と少人数ながらも、県大会で準優勝した時よりも今のチームの方が総合力は高いと春木監督は語る。

秋の大会でのチーム防御率4.28点、平均失点数6.6点、平均失策数2.4個と全ての面で出場32校中最下位の成績となってしまっており、守りの面で課題が残った。

しかし、「玉村2世」とも言われるほど注目選手であり、エースの井上選手、正捕手の木津選手は下級生なためこのオフ期間での大幅な成長が期待できる。

甲子園では2年世バッテリーとして強豪校に挑む。

攻撃面では、1年夏からレギュラーとして活躍していたものの昨年秋は左膝半月板損傷の怪我により出場できなかった主将の来田選手が帰ってくるため、得点力は格段と上がる。

来田選手は本来4番を任されており、チームの中心となる好打者である。

センバツでの完全復活が期待されている。

地元の大きな期待を背負い甲子園で初の勝利を手にすることができるのか。

注目していきたい。


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