金光大阪高校野球部を勝手に調べてみた 第94回選抜高等学校野球大会出場

甲子園解説

執筆者:ショウコ

1982年に、学校法人関西金光学園が運営する金光第一高校として創立。1999年に現校名となりました。金光大阪中学校からの中高一貫校で、幅広いコースを選択できるほか、進学校としても有名です。

金光大阪高校野球部について

金光教を基盤とした多様性を重視する校風で、卒業生にも女優の田畑智子さんやサッカー日本代表の守田英正選手など、様々な分野の著名人が名を連ねます。

野球部は直近20年で大阪を代表する強豪校へ躍進を遂げました。

1997年に現監督の横井一裕氏が就任すると、2002年春のセンバツにエース・吉見一起投手(元中日ドラゴンズ)を擁して甲子園に初見参。

2007年には「中田翔キラー」として名をはせたサウスポー・植松優友投手(元千葉ロッテマリーンズ)を擁し、夏の甲子園にも初出場しました。

2009年に2度目のセンバツ出場を果たして計3度の甲子園出場を果たしたものの、未だ聖地での勝利経験はなく、「今回こそは!」の機運が高まっている今注目の野球部です。

昨秋の近畿大会では見事ベスト4進出。1回戦で高田商業高校を2対0でシャットアウトし、準々決勝では近江高校と対戦。7回まで3対6と苦しい展開で迎えた8回裏に一挙4点の猛攻を見せ、7対6で勝利を飾りました。

準決勝で和歌山東高校に1対8で敗れてしまいましたが、チームは1戦ごとに完成度を増しながら成長してきました。

粘っこく、着実に勝利をつかみにいくスタイルが魅力

近畿大会でのチーム打率は2割7分9厘と突出した数字ではない一方、出塁率は3割8分と高く、粘っこくチャンスを作り出していくチームです。

計3試合で犠打も5つ記録しており、相手のスキをついていく玄人好みの野球を楽しみに観ていきたいところですね!

困難を打ち勝つ、徹底した自主練習

全国の高校と同様、金光大阪高校も新型コロナの影響を受けました。2021年7月に練習のストップを余儀なくされ、練習試合もほとんど行えず、実戦経験を積むことがなかなか適いませんでした。

その分徹底した自主練習を重ね、特に今まで8番を打ってきたショートを守る佐々木駿弥選手の打力が向上してきたことは朗報です。

9番に公式戦でチームトップの7犠打を決めている沢田拓磨選手が入り、下位打線でチャンスメークできるようになれば上位に繋げて一気にビッグイニングを作れる可能性も高まります。140キロ右腕のエース・古川温生投手がいるため、ソツなく得点を重ねることで勝利が近づいてくるでしょう。

個々の特徴を活かした野球を築き上げ、4度目の甲子園で念願の初勝利を掴み取れるか注目です!


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