執筆者:カトウ
国学院久我山高校野球部について
今回は11年ぶり4度目のセンバツ出場となる国学院久我山高校。昨年11月にイチロー氏から直接指導を受けたことで話題になりましたね。
昨年の秋季東京都大会優勝して、センバツ出場を勝ち取りました。甲子園の出場は春夏通じて6回出場していますが、勝利数は令和元年の夏の1勝のみ。今年のセンバツでは通算2勝目を目指します。
OBにはプロ野球選手もおり、ロッテの井口資仁監督や日本ハムの矢野謙次2軍打撃コーチなどが在籍していました。
圧倒的な攻撃力が魅力
国学院久我山の魅力は、昨年の秋季大会で1試合平均8.3点を奪っている圧倒的な攻撃力です。
1番齋藤誠賢選手(2年)が打率.545・打点9・本塁打1本、2番木津寿哉選手(1年)が打率.483・打点8と、上位打線が出塁しながらクリーンナップでランナーを返す効率の良い攻撃をしています。
投手陣は4番も担っている成田陸選手(2年)や左腕の渡邉建伸選手(2年)など一人で投げ切るのではなく継投で試合を進めています。
昨秋の都大会では決勝戦以外は5得点以上という相手を寄せ付けない試合展開で勝ち進みました。準決勝の日大三戦では14-3と5回コールド勝ちと圧倒的な強さを見せてくれました。
最大のハイライトは決勝の二松学舎戦です。8回まで二松学舎エースの布施投手に封じ込まれ1-3とリードされていました。しかし9回、自慢の1番2番が出塁。
その後、2死満塁から4番成田選手が走者一掃となるサヨナラ打を放って、劇的サヨナラ勝利で優勝するという勝負強さを見せた試合でした。
尾崎直輝監督について
国学院久我山を率いるのは尾崎直輝監督です。31歳という若い監督で、選手の自主性を大切にされている監督です。
文武両道の学校方針の中で、勉強が足りなければ勉強、練習が足りなければ練習と、各人の自主性を尊重し日々取り組まれているそうです。
その自主性が都大会優勝の要因になったのかもしれません。圧倒的な強さを見せた都大会のように、センバツで躍動する国学院久我山の試合が楽しみです。
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